まずは上の動画を見てから読み進めると分かりやすいと思います。
これをリリースした当時はスケートボードがオリンピック競技として初めてTOKYO2020にて開催という流れでした。実際にはCOVID-19の影響で2021となりましたが…
これについての是非は日本のスケートシーンでも話題になっていたと思います。私は二択で選べと言われれば賛成でした。正確には60/40くらいで賛成かな?くらいで。実際にストリート・パーク共にライブですべて視聴しました。
そしてオリンピックが無事に開催された場合に”日本のスケートシーン”でおそらくこんな連中が出てくるんじゃないか?と思ったのです。
「反ストリートスケート」を宣言する”スケートボード選手”
私はオリンピック開催後にスケートボードに対する世間の見方が良くも悪くも大きくなると感じていました。
そしてストリートスケートへの締め付けが厳しくなると…
2022年となった今まさに現実味を帯びてきたと思っているスケートボーダーは多いのではないでしょうか。私もその一人です。
現にスケートパーク建設やスケートが可能なエリアを検討、導入する自治体が増えています。代わりにそこ以外でのスケートボーディングは「〇〇するぞ」と。
またこの是非を暗に問題提起するトピックも存在しています。これについては改めて別の記事にしたいと思います。
スケートボードの低年齢化と共にスポーツ競技と捉えている人たちが多くなっている現状から予想してこのTシャツデザインに至りました。
ストリートに出る事なくパーク、コンテストのみを目的にする“選手達”が現れ、ストリートスケーターを排除しようとする…
アスリートVSストリートスケーター
どこかのアニメや映画にありそうな構図ですがこれに近い状況が起こるのではないかと思いTシャツのストーリーが浮かびました。
「奴らに邪魔されるわけにはいかないよ!」
そんな“彼ら”が作ったのがANTI SOCIAL SOCIAL CLUBをまんま使いしたANTI STREET SKATE CLUBのTシャツ。
それに対するINDAWの答えが「ロゴの反転」つまり“反”反ストリートスケートクラブなわけです。「冗談だろ?」と。
オリンピック後にメディアで「選手達(スケーター)が互いにリスペクトし合いメイクしても失敗しても称えている姿に驚いている」といったものを多く見受けました。スケーターからすれば当たり前のことが世間ではそう映っているのです。同時に例外的な人たちが存在するのも確かです。
これこそがスケートボードの未来へのヒントでありスケートの世界にある小さな平和だと思っています。「反ストリートスケート」なんて言い出すスケーターが現れないことを願うばかりです。
オリンピックスケートボード女子金メダルに輝いた西矢椛のインタビューで印象的だった
「もっと外とかでも滑れるようにして欲しい」
この言葉を聞いて「この子もスケーターなんだな。」と嬉しいと同時にそこにフォーカスしている人が皆無であったことが今の「日本のスケートシーン」だと感じました。
私のような名もない人間が声を上げても届かないのが現実ですが彼らのような発言権を持っている人達の声をしっかりと聞いて欲しいものです。
It’s up to you.